仕事のデキる人の7つのポイント

「あ、この人、仕事できるんだろうな」って思う9つの瞬間を受けて僕も「仕事のデキる人」を考えてみた。 (元記事を先に読むことをお薦めします)

1.レスポンスが早い

デキる人はレスポンスが早いです。

まずはメール。メールであればスキマ時間(例えば移動時間)を使って返信できるものなので、デキる人はそれらの時間を有効活用して返信をささっと書いてしまうので、メールのレスポンスが基本的に早い。

デキる人はメール以外にも仕事の返事も早いです。締切りのあるタスクを頼まれた時、現状、タスク全体の何%まで進んでいるのか、遅延はあるか、作業を進める上で何か問題点はないのか、などの一次報告・中間報告をしっかり共有します。これにより上司はタスクの状況を把握できますし、安心して仕事を任せていられます。

2.時間・締切りを守る

時間を守る、締切りを守るなんて社会人にとって当然すぎることですが、世の中で出来ていない人の多いこと。

Time is Money、時は金なり、その予定のためにみなが大切な時間を割いているわけです。その時間を守らない人がどうして人から信用されるでしょうか。

彼らはまた、締切りも守ります。その締切りがとりあえず設定した締切りであろうと、マストな締切りであろうと守ります。時間と同じく、締切りを守る人は他から信用が厚いものです。

3.先読みして行動する

先読み力とでもいいでしょうか。一般的なワードでいうなら想像力と言ってもいいかもしれません。

話者と聞き手の関係であれば聞き手が反論したくなるようなところを予想して事前にロジックを準備しておく。書き手と読み手の関係であれば読み手が疑問を持ちそうなところに説明、注釈を書き加えておく。といった具合にデキる人は先読みして事前に打てる対策を講じています。

僕が断るであろう理由を先回りしてすべて解決した資料が別途用意されている。 外堀を全部埋めた上で、「ほかに断る理由はありますか?」と聞いてくるわけだ。

こういう人は、仕事がデキる。と思う

「仕事がデキる人」と「仕事をする人」の違いと習慣

4.タスク管理を自分なりの方法で出来ている

evernote、iPhoneのタスク管理アプリ、ホワイトボード、付箋、なんでも構いません。デキる人は自分なりのタスク管理方法をもっています。デキる人はこれらのツールを駆使することで自分のタスクを一覧化し、優先度付けを行い、優先度の高いものから効率的にタスクを消化しています。

人間のメモリ領域なんてすぐに限界がくるものなので、これらのツールを使ってデキる人は日々のタスクを整理、消化しています。

5.ゴールを明確化し、それに向かって行動する

仕事をする中でゴールを見失ってしまうことはよくあることです。例えばあなたが新製品の開発のため××という作業をやっていたとしましょう。××という作業をするあまり、いつの間にか「新製品の開発」という目的を忘れて、その作業自体が目的化してしまう―こんなことってありませんか?

デキる人はゴールを明確に持っています。ゴールを忘れることはありません。ゴールを見据えているのでそれに合わせた行動ができます。先の例でいうならば××という作業の中でも、「製品のためにこんな機能も必要じゃないだろうか」「製品の品質を保つためにこうしたらどうだろう」という発想が生まれます。

デキる人の目標を見据えた行動、これがチームをうまく回し、全体の成果を改善させます。

6.楽観的である

楽観的すぎるのも問題ですが、デキる人は基本、楽観的です。

悲観的な人によくあるパターンとして、まずは否定から入る、があげられます。例えば新しい事業案に対して「それはリスクがある」「現実的でない」「時期が早い」などといろいろと理由をつらねあげて<否定>をします。

デキる人は違います。まずは<肯定>から入ります。「出来るのではないか」から入り、なぜそれが出来るのかを考えます。出発点は「出来ないのではないか」という否定ではなく、肯定です。出来る理由を考えた上で、問題のある部分も考え、それら2つの側面を天秤にかけてジャッジします。

このようにデキる人は<肯定>から考える、楽観的な側面を兼ね備えています。だからこそ新しいチャレンジにも積極的になれるのです。

7.冗談も言える

一見、仕事のできる人というと、無駄な時間を一切作らずに仕事をしてそうです。だけどそのイメージは違うと僕は思ってます。デキる人は時には冗談も言えるような、ある種の<軽さ>みたいなものを持っています。

このことは社外の人、社内の人、どちらにとってもプラスになります。例えば初対面で少し固い空気の場面において、冗談が言えると場が和みます。これによりお互いのコミュニケーションが活発化します。いわゆるアイスブレークってやつですね。

デキる人はそこまで高い笑いのセンスがあるとまでは言いません。しかし、ひたすら仕事をするのではなく、そういう<軽さ>でみんなの雰囲気がプラスになることが自然に出来る人は、デキる人だなぁと思います。

最後に

なんとなくリストアップしてみると、結果的に元記事に書いてあることと半分くらいはカブっています。つまりデキる人は誰が見ても「デキる!」と思わせるような共通点があるとも言えます。デキる人のそういう共通点を見習って自分も<デキる人>と見られるよう精進したいと思います!