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頑張らない在宅ワーク環境
この記事は 生産性向上のための環境整備2020 【PR】 Lenovo Advent Calendar 2020 12日目の記事です。
Withコロナの時代においてリモートワーク、もっというとWork from Homeーーすなわち在宅ワークは当たり前のものとなりました。
そんな中、少なくない人が<最強の在宅ワーク環境>を求めて、インターネットの海を泳いだことでしょう。
その結果、見つかる情報は、
- ◯万円のディスプレイ (ドン!)
- ◯万円のデスク (ドン!)
- ◯万円のマイク (ドン!)
- ◯万円のヘッドホン (ドン!)
- ◯◯万円の高級チェア (ドドン!)
みたいなものであったりします。
ーーで、思うわけです。
「そんな金もそんなスペースも家にはねぇ❗💢」
そもそもそんな金をかけて作る在宅ワーク環境は書斎や仕事部屋であったりしますが、そんな贅沢なスペースは誰しもがあるわけではありません。既存の限られたスペースの中でいかに仕事をするためのスペースを確保していくかが重要になります。
また良いモノに高いお金を払う、それ自体は素晴らしいことですし否定はしませんが、誰しもが手元にそんなお金があるわけではありません。在りモノ・もしくは安価に環境が揃えられるのであればそれに越したことはありません。
ということで、今日は「頑張らない在宅ワーク環境」ということでまとめてみようと思います。
この記事のゴール
在りモノを活用しつつ、安価にそこそこの在宅ワーク環境を整えること1。
椅子
良い椅子・チェアがなく腰痛に悩まされている方も多くいるのでは、と思います。
つい高級チェアなんかを求めがちですが、発想を転換させて「そもそも座らない」とするのはいかがでしょうか?
僕は子ども用に購入した棚が高さとしてちょうど良かったので、そいつをちょいと拝借して雑なスタンディングデスク(?)を構築しました。
これが在宅ワーク環境のリアルだ!(子ども用に新調した棚の上にむりやり作ったスタンディング環境) pic.twitter.com/gFMsDeIp75
— toshimaru (@toshimaru_e) May 14, 2020
ただずっと立っているのも疲れるので(無理に立ち続ける必要はないと思います)、たまに座れる椅子を横に用意しておくと良いかと思います。僕は5年以上前にニトリで買った折り畳み椅子をいまだに使い続けています。
スタンディングデスクを使うことで全てが解決するわけではないようなので、体勢を変えることやストレッチを挟むなどの工夫は依然必要だと思います。
ただこれだけだと心許ないので気分にあわせて下記を使っています2。
これらそのものが腰に効くというよりは、姿勢を矯正することで腰の負担を軽減してくれる、というモノと理解しています。
良い椅子はないけど、仕事時の腰の負担を軽減したいという人にはおすすめのグッズです。
ラップトップスタンド
ラップトップスタンドとしては、BoYataのノートパソコンスタンドを使っています。
他の製品より多少値が張るのですが、安いスタンド買って失敗したことのある僕にとって、これは買ってよかったと思える製品でした。
抜群の安定感があることに加え高さ、角度がよい感じに調整できるのが素晴らしいです。
しっかりとしたモニタ & デスクがある方であればモニターアームを取り付けると机上のスペースがスッキリして良さそうです。
サブディスプレイ
金とスペースがあればウン万円するようなウルトラワイド曲面ディスプレイがほしいところですがそんなスペースも金もありません。
MacユーザーかつiPadをお持ちであればSidecar で iPad をサブディスプレイとして使うのがオススメです。
スタンディングスペースにSidecar iPad用のスタンド買い足して幾分かワーク体験がよくなった pic.twitter.com/cv1T8akL4j
— toshimaru (@toshimaru_e) October 20, 2020
ノートパソコンと高さをあわせるため、先程紹介したラップトップスタンドに加え、Amazonで見つけた安いスマホ兼タブレットスタンドを使ってます。
キーボード
現状のラップトップ付属のキーボードに満足しているなら無理に用意する必要はないと思いますが、在宅ワークが状態化して家にいることが多いのであれば、使いやすい・疲れにくいキーボードを一台常備しても良いかと思います。
僕はエンジニアなので元々手元にあったHHKBを使っています。ただ高いしエンジニア向けなので万人におすすめはしません。
何をもって使いやすいというのは人それぞれなので、ここでは特にコレ!といったおすすめキーボードは上げません。一番良いのは、実際に店頭にいって試してみて自分に最もあったものを購入することかと思います。
最近だと老舗のREALFORCEやHHKBでなくとも、1万円以下でも良いキーボードが買えるようなので、いろいろ調べてみると良いかと思います(こだわりすぎると、いわゆるキーボード沼にはまるので注意⚠️)。
音声環境
リモートワークとともにリモート会議も当たり前のものとなりました。Zoom, Google Meet, Slack Callーー使っているリモート会議ツールはそれぞれでしょう。
リモート会議で音声が悪いというのは喋る側、聴く側双方にとってかなりストレスとなります。ですので仕事を円滑に進めるためにも音声にはこだわりましょう。
といっても、音声に関してはそこまでお金をかけなくていいと思っています。みなさんiPhoneは持ってますよね? じゃあ付属のApple EarPodsを使いましょう。これだけで格段に喋る側、聴く側双方が幸せになれます。
参考. テレワーク用にヘッドセットは買わなくてもいい “iPhoneのオマケ”が役に立つ - ITmedia NEWS
一方、ソフトウェアでノイズを削減するというのも手です。
おすすめはKrispです。Krispをかますだけで出力側、入力側の両方でめちゃめちゃノイズを削減してくれます。
最高のリモートミーティング体験を求めて Krisp を試用してみたけど、ホントにものっそい周囲のノイズがカットされていてすごかった
— toshimaru (@toshimaru_e) March 18, 2020
Krisp | Noise Cancelling App https://t.co/bF8bQ8q2xg
リモート戦国時代を生き抜くために Krisp を年間購読した
— toshimaru (@toshimaru_e) April 22, 2020
Beforeコロナ時代に、カフェとかからリモート会議繋ぐとめちゃめちゃ周囲のノイズが入っていたのですが、これを使うことでだいぶ改善されました。
効果的なリモート会議にするためのプラクティスから音声環境として意識すべき点をいくつか抜粋します。
- ヘッドセット、イヤフォンマイクを使う
- ヘッドセットには無線ではなく有線を
- マイクミュートの使用
- マイクは口元に近いほどよい
- ネットワーク回線は安定したものを
ネットワーク環境
在宅ワークにおいて強いネットワーク環境を用意することが大事なのは言うまでもありません。
僕の場合、しばらくGoogle Wifiを使っていたのですが、WiFiルーターを変更することでWifiの速度が劇的に向上しました。
同じデバイス、回線、時間帯と条件を合わせて2つのWi-Fiルーターで速度テスト。これだけ速度が違うのだからやっぱWi-Fiルーターにはこだわりたい。 pic.twitter.com/VLn89H1xRS
— toshimaru (@toshimaru_e) December 12, 2020
(ちなみに早い結果のほうのルーターはAtermのWG1200HP3 です)
インターネット回線に関しては家庭によっていろいろな制限がある(マンション共有回線が厳しい、高速なXXX社の回線は引けない、速度制限がある等)ので、すぐには改善できない方も多いかもしれませんが下記などで改善できそうなら検討してみてもいいかもしれません。
- WiFiルーターを早いもの・安定するものに変えてみる
- WiFi中継機を仕事スペースの近くに用意してみる
- 無線接続を諦めて有線接続にしてみる
- IPoE 接続方式に変えてみる
さいごに
みなさんはどんな工夫をして在宅ワーク環境を乗り越えているでしょうか? もし「頑張らないリモート環境」のコンセプトに合致する良いアイディアがあればぜひ教えてください。😄
余談で実は今年引越ししたのですが、本記事で紹介したようなセットアップさえ整っていれば、下記のとおり引越し後の部屋の片隅に引っ越しダンボールを積み上げて、即席のスタンディング環境を用意することができました。
最強のWFH環境(2020年) pic.twitter.com/bwEdUgNUmX
— toshimaru (@toshimaru_e) November 9, 2020
最後に在宅ワークのお供として飲んでいるコーヒーグッズのおすすめを置いておきます。