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就活日記(2) freee
きっかけ
なんか最近freeeとかzaimとかマネーフォワードとかファイナンス系のサービスが増えてきているなーという印象の中で、freeeが8億円の資金調達という記事を見たことと、中の人から招待いただけたこともあり訪問。
freeeを支えている技術
モダンな環境は整ってる。
- Github
- RoR
- CoffeeScript
- Backbone.js
- Vue.js
- Jenkins
- Hubot
- HipChat
- Qiita Team
- Ansible
- Asana
最近フロントエンド界隈のエンジニアからよく聞くVue.jsを早速実戦投入しているのには驚いた。Vue.jsはIE8サポートは既に切っている。ユーザーの中にはIE8ユーザーもいるということで、Vue.jsの中を少々ハックして使っているとのことだ。
あと日本の会社で使ってる事例をあんまり聞かないAsanaを使っているというのも興味深かった。そういえばAsanaというサービスを知ったきっかけはカナダでアプライした会社がAsanaを使っていたからだった。
余談だが外部連携している金融機関のデータをスクレイピングで取得しているということだったが、メンテが大変そうなのでさっさと金融機関はAPIを公開してくれればいいのにと思ったがきっと大人の事情でまだ当分の間はAPIは公開されないのだろう。
バグ当番制度
エンジニアの間で実施されている「バグ当番制度」というのが面白かった。毎週バグ当番を1人決めて選出された人がIssueに上がっているバグを潰すというものだ。さらに面白いのはサーバーサイドを担当しているエンジニアもバグ当番でiPhoneアプリのバグを潰したりするという話だ(一応そういう人のために比較的簡単なものをバグ当番のバグに割り当てているらしい)。
この制度によりサーバーサイドを担当しているエンジニアもiPhoneアプリケーションについて知らざるをえず、それがエンジニアのスキル・知見を広がることにも繋がり、なかなか面白い取り組みだと思った。
休憩スペース
休憩スペースはとても広く各種設備も充実している。プロジェクター、卓球台、ミニ四駆のコース、ドリンク(ビール含)。ホワイトボードには卓球のトーナメント表が残されており、卓球プレイヤーたちが白熱した試合を繰り広げた模様だった。LT・勉強会などの各種イベントも開きやすいような印象でそういうスペースがあるのは良い。
ビジネス的な話
冒頭にも述べたように8億円の資金も調達したということで絶賛拡大中。6月に会社を移転して早速10人近くのエンジニアもとったとのことで採用もガンガン行っている。話したCo-Founderの方は「来年六月までこのオフィスは持たないだろう」とおっしゃってた。
まずは日本のデファクトとなっている会計ソフトウェアからシェアを奪う、その後グローバル展開も狙ってるとのことで、それらを考えると夢がヒロガリング。
こんな人におすすめ
「バグ当番」の制度でも象徴されるように、1つの領域に留まらないフルスタック的な活躍を期待される模様。スタートアップ的な活気があり会社の皆が一丸となり今後の成長を支えていこうという気概を感じた。
freeeの急成長を支えたいエンジニアは今すぐジョイン。